考えすぎの“しつけ”と“虐待”の狭間で・・・。
考えすぎの“しつけ”と“虐待”の狭間で・・・。
一段落したのか≪しつけ≫問題。
エセ教育評論家がつまらないことを言うから、炎上するのです。
こんにちは。税理士・コンサルの佐藤です。
北海道の男の子が無事保護されたので、皆がホットして喜んでいる。
ただ、ここで冷静に【躾け】を考えてみたいと思う。
知性を持たないといけません。
私はいつもそう思うのです。
かつて、山形の中学校の体育用具をしまっておく部屋で、生徒が他の生徒に、マットにぐるぐる巻きにされて死んだ事件がありました。現在でも被害者の親は民事裁判(刑事裁判は終わった)の係争中です。
また、最近に、小学生の児童同士のケンカが原因で殴られて亡くなった事件がありました。
これは「手加減」という“程度”を知らないということが≪主因≫ではないかと思うのです。
このことは本を読んで覚える(つまり・・知識・・)ことではありません。
身体に感覚で教え込む・・ことが大切と思います。
電車の中で子供が騒ぐと、親はおとなしくしなさいと子供に言う。(しかりつける)
でも子供がなぜ親に怒られたのか、どうして自分のお家の中のように騒いではいけないのか・・。
普段の躾けがないまま、いきなり怒られても子供が面食らうだけではないだろうか・・。
ここで、一つの事例を書いてみます。
幼稚園児の母親が子供の腕に「噛みついた」
歯型ができるまで。
子供が叫ぶ悲鳴・・が、家中響いた。
聞きつけて、飛んできたヤングパパ。
「お前、何やっているんだ」
子供に噛みつく母親の顔に手をやって、強引に子供と母親を引き離した。
いきさつは・・こうだ・・・。
風呂上がりの子供が母親に噛みついてきた。
子供が噛みついたくらいで、母親が我慢できないわけではない。
ただ、母親は「こいつは幼稚園でほかの子に噛みつく」と、思ったそうだ。
聴けば子供が得意満面になってうなずいた。
母親はここぞとばかりに、手加減せずに愛おしいわが子の腕に噛みついたのだった。
そして広ーーい家中に、悲鳴が・・・。
母親が言うのは、この子は私に噛みついた。
幼稚園でほかの園児に噛みついたら、大変なことになる。
口で教えたってわかるわけがない、だから、痛みを覚えてほしいと思った。
噛みつかれるとイタイだろう!!!!
これが親子だから“躾け”だ。
他人がやったら“虐待”でしょうね。
それでは、本日これで失礼します。
また、お立ち寄りください。
税理士・コンサル 佐藤春男
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