千代田区 税理士 会社設立税務 佐藤春男税理士事務所

儲け方を知らないと一生の損・・損です。(1)

儲け方を知らないと一生の損・・損です。(1)

儲け方を知らない会社は自滅する・・。 どんな会社かって?? もしかしたら、自分が勤めている会社かもしれません。 こんにちは。税理士・コンサルの佐藤です。 今月はやたら法人の決算・申告が多かった。 ブログを少しだけ書きます。 続きはまたすぐに書きます。 前回は損益計算書の項目は総勘定元帳に記帳した5つの勘定のうち収益と費用に属する勘定口座の金額を集計して作成するのだ・・。と書きました。 そのとき、5つの損益計算をして、各段階の○○利益を表示するのですよ・・。と書きました。 間違ったことは書いていません。 本日はこの費用の項目について変動費と固定費を書きます。 まづ、初めに申しあげたいことは、帳簿に記入する「取引事実」は100%正しいものであることは言うまでもありません。 100%正しいというのは、取引としてウソ・イツワリがありませんヨ・・。という意味です。 ただこの取引が会社にとって必要かどうかは、別の問題です。 発生した損失・・サラリーマンの自己負担とは言えません。過失で生じた限り・・。 だから、帳簿に記載されている取引は“絶対”金額ですが、事前に予知して防ぐことができるものがあります。 ここに、経営学では5SとかSMARTとか、P・D・C・Aとかの経営ノーハウ介在してきます。 このときにさりげなく出てくる用語に変動費とか固定費があって、これが自前で解釈するからチンプンカンプンになってしまうわけです。 今日は次の言葉の意味を覚えてください。 変動費 売り上げが発生すると費用となるものです。 コンビニにお客さんがパンを買いに行って、レジで代金を払ってパンを受け取った。 この取引を店側で帳簿に記入すると、売上という収益が発生しました。パンの代金です。 このときパンの仕入れ金額が仕入という費用の勘定に記入するわけです。 コンビニはパンを仕入れても在庫であるうちは費用ではありません。在庫という資産です。 このように収益が発生することで自動的に費用も発生するという関係にあるものがあります。 この収益に対応して発生する費用が『変動費』です。 売上という収益がなければ変動費という費用がありません。 固定費 固定費は売上が発生しようがすまいが、売上に関係なく発生する費用です。 たとえば、店舗の家賃。 店を開けていようが閉めていようが“家賃”を払いますヨネ。 営業日でなくともお休みの日の分も含めて店舗の家賃を払います。 売上金額とも関係なく、契約に定めた金額が家賃として費用が発生します。 給料でもそうですヨネ。 仕事が多くて残業という場合もあるでしょう。 その残業が売上と比例して発生すると認識できるかかどうかは難しいですヨネ。 一応残業も含めて固定費で把握します。 電話代も使用しなくたって基本料金がかかります。これは売上高には関係なく発生します。 このように、固定費と変動費の概念を押さえてください。 帳簿に記載した金額をベースに利益計画とか予算計画等々を考えるときに必要です。 あなたはご自分の人生上の損益分岐を考えたことがありますか? 会社のサラリーマンとして、営業上どこまで“値引き”が許容されるか考えたことありますか? または、生じた損失に気付いたことがありますか? 気付いたとすれば、防ぐにはどんな手があると考えますか? これらは後日のテーマとします。 また、お越しいただきましよう・・お待ちしています。 税理士・コンサル  佐藤春男 070-5575-8372 ☆ ☆ ☆

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