経営は他人・ヒトの視線を受けて成りたつもの!!!!!
経営は他人・ヒトの視線を受けて成りたつもの!!!!!
商売を始めると、自分を見せることのみ考えてしまう。
これが崩壊の始まり・・・。
振り向かせて印象を・・・。
こんにちは。税理士・コンサルの佐藤です。
人は口でのみ言葉を発するものではありませんヨネ。
“目”もモノを言います。
また、同時にその行動が言葉を補ってくれますヨネ。
7月7日永六輔さんがお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
私にとっては六・八・九コンビの足跡・・・・。
皆さん、それぞれ永さんの思い出があるっと思います。
私もその一つで書き留めたいことがあります。
永六輔さんがメーンである講演会。
いい席に座ろうとして、早めに会場についた。
いざ、席を・・・。
会場に入る前の入り口には講師である永さんが入場者一人ひとりに・・・。
驚いた。
永さんならでは・・。と、そのときは思った・・。
経営学の勉強を日々繰り返していると、読んだ書籍の中の解説で・・。
浮かんできたのが、永六輔さんの一人一人への御礼のあいさつだった。
これ以来、顧問先の人たちにも、年収を倍にする秘訣となることとして、とある習慣を提案している。
高値で売りつけようとしても商談が成り立たない。
さりとて価格の逆提案をされても即答ができない・・・。
営業マン失格物語・・。
昼下がりの3時ごろ、喫茶店でアブラを売っているのは、こんな営業マンですカネ???
経理課で働く人以外、とりわけ営業マンが損益分岐点売上を理解していないのが会社を大きく発展させられない原因です。
これを知ったうえでヒトとしてのマナーが必要であることは言うまでもありません。
あなたにはどれだけのヒトが寄ってきますか?
自分が近づいたとき、どれだけの方が出迎えてくれますか?
ここからは経営者必須の基礎知識の一つを取りあげます。
損益分岐点売上です。
いくら売上があれば一月の収支がトントンになるのか・・。
話を簡単にするため、出筆の傍ら講演を依頼された友人のFPの場合。
今月は生活費など講演(仕事に係る)経費を合わせると50万円だ。
というのであれば50万円の月収でトントンです。
店舗を構えて、従業員を雇い、水道や電気代を払って<花屋>をやるとすれば、
仕入れた花をいくらで売れば赤字にならないで済むか・・。
この計算ができなければ商売をやめることだ。
自分の個人財産をばらまいて終りの人生など、人間のやることではありません。
この花屋の場合、売り上げがなくとも係る経費は花の仕入れ代金以外のものです。
家賃や水道光熱費・人件費など一切のものです。
仮にこの経費が月1,500千円かかるとします。
今月に仕入れた花の代金が1,200千円だとしたら、今月の売上をなんぼにしたらいでしょうか?
答えは2,700千円です。
固定費と変動費の合計が2,700千円ですから、売り上げが2,700千円あればトントンです。
儲けがありませんが損も出ません。
この場合売上総利益率は約56%です。
50%だったら赤字になっていましたネ。
50%の売上総利益率で損益がトントンにするためには3,000千円の売り上げが必要でした。あと300千円です。
このことを理解していないと営業マンが相手先で交渉すらできない・・。
交渉成立せづ、成績が悪いまま・・。
ここでお断りしておきたいことがあります。
世の中には「値入り率」を売上総利益率と思い違いをしている場合があります。
仕入金額100円に50%上乗せして150円で売っても売上総利益率は50%になりません。
この場合の売上総利益率は約34%です。
50%も利益「値入りによる利益」を取っているのだから儲けがないのはおかしい・・・。
などという役員の方がいます。
経営学を勉強してください。
商売するには必ず相手がいます。
自分の立場の説明を十分にできるように“学習”したのち、相手のことを理解する“心理学や哲学”が必要です。
相手に嫌われてしまえば、商売が成り立つわけなどありません。
目もモノを言います。これがわからないファーストフード店やコンビニの店員を雇っているとえらいことになります。
他人との接触の基礎知識を身に着けておきたいものです。
本日は賢者から学ぶことを取り上げてみました。
またお越しいただきたいと思います。
税理士・コンサル 佐藤春男
070-5575-8372
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