なんと失礼な表現が出てきたものだ。下流老人???
なんと失礼な表現が出てきたものだ。下流老人???
金持ちの老人に対比して下流老人なんていうのかね。
「下流老人」という表現で書いた文章を見ることが増えてきた。
これは老後を迎えた方がお金が無くなり経済的に困窮している、というような場合だそうです。
当然、生活保護を受けざるを得ないほど追い込まれた高齢者も含みます。
そうならないためにいろいろしましょうという文章がやたら目につきます。
すでにご老体になられていて、生活資金に不安を覚えるなら、基本的なことは衣食住の面で改善できることは何か?
この点のことをしっかり見ないと、第三者にアドバイスすることができない。
年金は全国のどこで受け取ろうが金額が変わらない。
預金の利子もほぼ同じ。銀行によって多少の違い。
株式投資のようなリスクのある記入商品には手を出さない。
今、東京のような都市圏に持ち家を有しているなら、売却し、その資金で地方都市への移住を進める。
その際、生活の場としての面積を可能な限り小さくして、かつ、貸家を持つことだ。収入を得るため。
また、東京のような都市圏を離れたくないのであれば老後でも働くことを進める。
できるだけ、肉体労働ではなく知的労働だ。
一例としては、大会社や中堅企業で総務関係の仕事をしていたのであれば、一般企業の役所に提出する書類の作成等は手慣れたものと思う。
であれば、相談のアドバイス・書類作成の見本を作成する。
など、たくさん考えられる。
国家資格がないのであれば法令違反井あたらない範囲を厳守してやればいい。
マルチ商法まがいの誘いには乗らないこと。
くれぐれも気を付けてほしい。
何かの仕事をするために、最初小銭とはいてもカネを請求するようなものは「仕事」ではない。
最後に生活費を切り詰める・・、という考え方はゲスの考え方だ。
メリハリの利いた食生活・映画等の鑑賞。遠方まで出かけなくとも旅行気分を味わえるものを模索する。
そのため、楽しい時間を持つ資金のための食費の使い方。
一例でいえば、ある程度の量をまとめ買いすることで、食税の仕入れ金額を抑える。料理は一食分を多く作る(残り物ととらえてもOK)。翌日には形を変えた料理に仕上げることだ。
工夫をすることだ。
今までの人生で、いつ何をたべたか記録していますか。
多分していない人が多いと思います。
私は偏った生活をしないため昼または夕食は何を食べたか記録しています。
月の内一ないし二回くらいは多額の金をかけて食事をします。
その代わり安い食材を買ってきて、かつ、うどんを手作りもします。
心に栄養・・・。などと書くと笑われるかもしれませんが、豪華な食事もしたいと思うのはみな同じ。だとしたら少額の資金でお腹いっぱいにすることがあっても・・。楽しいのではありませんか?
私は口で言うより、実行を重んじて過ごしています。
本日書きたかったことは下流老人などと、他人を指さすようなことはしてはいけない。
老人の頭の中は智恵の塊だといいたい。
ただ、ちょっと前に出るのが下手な人もいるようだが・・。
税理士 コンサル 佐藤春男
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