経営者というだけで“有能”かどうかが分かるわけではない。
経営者というだけで“有能”かどうかが分かるわけではない。
経営者というと、
商売を取り仕切っている人、
個人企業なら経営している個人だ。
法人なら登記してある社長をはじめとして取締役だ。
この人たちの意思決定が会社の事業の成績を上げもすれば、損失を生むことにもなる。
責任力が無いと上記の意思決定ができない。
個人企業なら経営者が変わることが無い。(死なないか仕事を辞めない限り)
しかし、
法人企業なら社長の交代がある。
損失を生んだが、自分では対処の仕方がわからない、
だから、社長を退く。(こういうのを悪い経営者という)
交代した新しい社長が前任の社長時代に生じた損失を解消するため、
人員を縮小したり、一部の部門を他の企業に売却したり・・。
等々の仕事のできる人(これは良い経営者)は、一見悪そうに見えたりするが・・、
結果として失った信頼を取り戻す政策実行(に係る意思決定ができる人)は良い経営者だ。
ところがなかなか上記の改革が遅遅として進まない。
そのため、資金不足にかかりあえなく倒産。
これは、後を任されて経営者になった者にマネージメントをする能力がない。
だから、倒産。
その倒産が過去の不祥事だといってはばからない“ひとびと”がいるが・・、
本質の見えない お利口な人なんだと思う。
日本で自動車メーカーが倒産しかけた時、EU地域から社長になる人がやってきて、
見事に再生させた事例がありました。
改革の音が“ゴーン”と鳴り響て始まったので記憶にあると思います。
ただ、どんな方法で改革が成功したか・・・。
理解している日本人はどのくらいいるだろうか???
本を読むときはここまで掘り下げて知り尽くすことが求められる。
消費者の信頼を取り戻すこと、縮小してでも会社を継続させること、
次の経営者の使命だ。
税理士 コンサル 佐藤春男
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