師の重み・・再発見・・・
師の重み・・再発見・・・
世の中に「師」とつく職業は数多くあります。
なんとなく港を見ていると、船が帰ってきた。沢山の魚を獲ってきたのだ。
身近で見ていた居酒屋のおやじが寄って行き。
「どうだい今日は???」
漁師はこれでは燃料代にもならない、と言った。
小ぶりのザッコばかり。
でも同じ漁師でも腕のいい人もいるものだ。
潮の流れや気温から、漁場がどこか検討をつけて・・。
そういう腕のいい人を「漁師」というのだと、教えてくれた人もいた。
空師や鬼師が分かるだろうか。
単に巨木を伐採。 瓦を焼く。
というわけではない。
時代が変わろうとも、雨が降るから屋根がいる。瓦は必需品だが、需要は・・。
山が荒れては災害に直結する。
しかし、林業は安い木材が輸入できるようになって、衰退。
良い材木を傷つけづに伐採するには空師の腕が・・。
伝統が大切・・。伝承とわかっていても・・。
後継者不足は・・。
そんな中、鬼滅の刃の瓦レリーフが発売された。
人気アニメの登場人物を模したものである。
これは単に販売したら、偶然に売れたわけではなさそうだ。
鬼師の親から代を継ぐ娘。伝統を守りたいと娘が決意したが。
親である鬼師は、この子が一人前になっても商売にならず、伝統が消滅の・・。
親の代では時流が読めない、ことも多い。
娘の若い世代には、当世の・・感・・・。
鬼瓦を造る技術で鬼滅の刃のキャラクターを作てみた。
鬼滅の刃の製作担当に見せた・・・。
当世のマネージメントに長けた人物の目に響かないわけがなかった・・。
ピンチはチャンンスの例えをおもいだして見よう。
ただ漠然と声がかかるのを待っていたのでは、チャンスなど来ない。
また、チャンスは思いがけなくやってくるもの。
いかなる技術・智恵などを持ているかを人に広める努力をしなければ・・。
ところで、この師とつくものに「詐欺師」もいる。
駅で寸借詐欺。
電話だけで人を動かし、ちゃっかり財産をゲット。
この場合、騙されるのが悪いとは言いきれない。
確かにだますのは悪い。
時には商談と称してやって来た営業マンに、不要の商品をつかまされるヒトビトもいる。
決して高齢者ではないが・・。
ただ、「おれおれ詐欺」も「営業という鎧の中」で行う詐欺も、時間的には短い。
厄介なのは「後家」という・・。(商売ではないのだろうが・・。)
結末は相手が死んで、どっさり財宝が・・。
この場合はある程度の時間がかかるが・・。
もっと長時間かけて、若輩者が大金を手にすることがあるとすれば、なに師と呼ばれることになるのだろうか???
税理士 コンサル 佐藤春男
☆