発達障害ではすまされまい。学校教育に問題がないのか・・。
発達障害ではすまされまい。学校教育に問題がないのか・・。
またもや痛ましい事件が・・。
そもそも「判断基準」を身につけるのは、家庭教育より学校での義務教育が占める割合がダントツのように思うのだが・・。
かつて、新しく顧問先になった若い男性。
兄貴をよく知っていたから、本当に兄弟??
と、思ったものだ。
なんせ、長身にスリムな体格でファッション雑誌から飛び出してきたような“人物の洋装”だからだ。
商売は何をやっているの?
「衣料関係です」
兄貴が言うには、いま弟がやっている商売をやめて、私の会社で営業をさせようと思っている。
ついては、先生からもご意見をください。
と、言うことだった。
聴けば、弟の商売は商品販売のさい、信用取引が多いとのこと。
どんな商売でも信用取引はある。
つまり“つけ”で商品を引き渡し、後日約定日に集金をする。
一般にこの取引は、当事者間に“信頼”ができてからのことだ。
保証金を受け入れてから信用取引をするケースは大きな会社に多い。
しかし、この弟はイベント会場で知り合ったばかりの中部地方の商人(個人業者)にツケで商品を売ってしまった。
約束の期日になっても代金の振込が無い。
催促の電話には出る。
そして、支払いが遅れて申しわけない・・。と。
毎月のように催促すれど、同じ対応。
そして言うには、商品が売れなくて、代金を支払えない。とのことだ。
では、商品を返却してほしいと、言えば相手の返事はのらりくらり・・。
兄貴の言うには一年以上スッタモンダが継続しているとのこと。
50万円くらいの債権では弁護士費用が・・・。
見ず知らずの人を簡単に信用するというのは、『発達障害』があるのでは・・・。と、思う。
そういえば、義務教育の時ディベートのような授業を受けたことが無い。
近年インターネットの普及により、他人との付き合い方も多様化してきた。
いいことも。
悪いことも。
あるように思う。
いろいろなことを耳や目で学び、友人と会話し、他人の意見をよく聞き、自分の価値観を変革してみるべきだ。
最近起きた事件の一つに、
まだ、未成年の女性が金銭トラブルに遭うというのは、何とも切ないものとしかいいようがない。
命を落としてしまった以上、ご冥福を祈ることしかできない。
人間関係のあり方の学習は・・・・あるとおもうのだが・・・。
税理士 コンサル 佐藤春男
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