悪しき噂話が多すぎて・・・。カルロス・ゴーン氏の胸の内は・・。
悪しき噂話が多すぎて・・・。カルロス・ゴーン氏の胸の内は・・。
年末に計画された行動が実行された。新しい犯罪者を作りながら・・。
カルロス・ゴーン氏が日本から脱出。
年末年始のこの時期を選んだわけは・・。
プライベートジェットではX線による荷物の点検は義務化されていないとの報道。
機長までもがこのプランの一員だろうか。
さて、
犯罪に関することは専門家にゆだねるとして、私たち経営や経済に関心を持つものとして記憶してあることを述べてみたい。
ゴーン氏といえば2000年問題で世間がワイワイしていたころ・・。
1999年長期赤字基調で経営が傾いていた日産のCOOに就任した。
彼が発動した日産リバイバルプランは当時の日本的経営に激震を及ぼしました。
いまだに忘れられない出来事だった。
私にとってはそれまでの固定観念を変えることにつながりました。
ゴーン氏の発表したプランは次のようなものでした。
「売上規模での成長を当てにしなくても継続的に利益が上がる体質に日産の事業構造を変える」というもの。
その中核となる戦略は「部品調達のコストを20%ダウンする」というものでした。
当時の新聞報道では購買部門が各部品メーカーとの交渉を重ねても実現できないだろう・・・。
しかし、ゴーン氏はそれをやり遂げたのです。
日本人の固定概念では、交渉を一対一と思うのですが、彼は部品メーカーに「入札」で業者を振るいにかけたのでした。
その結果資金力のない下請け企業が敗退し、日産の仕入れコストは18%の減少となり、当初の目的を2001年に達成したのです。
私たちは他人の学習による智恵の実践を“間接学習”することができます。
一日一日を着実に一歩前に・・・。
税理士・コンサル 佐藤春男
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